福井の冬季トレーニング

12月〜2月は鍛錬期といわれる冬季トレーニングの時期。この期間に陸上競技アスリートは徹底的に走り込む。ウェイトトレーニングなどの筋トレの頻度・重量も増え、大きく体つきが変わる選手もいる。

鍛錬期というだけあって、この時期のトレーニングはとにかくきついのだが、この期間で如何にトレーニングを積めるかが、そのシーズンのパフォーマンスを決める。

昨今はSNSでいろんな陸上競技アスリートの練習模様を見ることができるが、どのアスリートもかなりの距離を走っている。

例えば、関東の強豪城西大学の短距離パートでは、60m×20本のあとに、300mを何本も走る。動画では、トップ選手がかなりのスピードで一本一本凌ぎを削りながら走っており、順位の悪かったものはどんどん次の組みへ落とされる。量だけでなく、質もかなり高いことが見て取れる。

ここまで質の高いトレーニングはなかなか踏めないが、私もマスターズアスリートの端くれとしてこの時期はしっかり走り込む。

この冬は、

◎600+500+400m  2セット

◎500m×3本

◎60m×20本、350m×1

◎200m×7本

◎100m×10本

などなど。しっかり距離を踏んだ。今年は距離に加え、スピードもある程度の速さを出して取り組んだ。その分体へのダメージは大きく、体のケアには神経を使うが、今のところ順調に来ている。

また坂ダッシュやウェイトトレーニング(筋トレ)も質量ともに昨年を超えたトレーニング ができている。

このまま怪我なく残りの1ヶ月しっかり追い込みたい。

冬季トレーニング をしていて、毎年思うことは福井市の恵まれたトレーニング環境だ。

恵まれた？

もちろん、福井市の冬は雪が降る。

しかし、9.98の屋内走路、福井県立体育館ランニング走路、健康の森など天候を気にせず走れることができる場所が多い。特に福井県立体育館のランニング走路は直線で100m近くあるし、暖かいし最高だ。

関東や関西に比べれば場所も限られ、気温も低いし、青空の下での気持ちの良い練習といまではいかないが、裏日本と言われるこの福井でも十分充実したトレーニングはできる。しかも安価で使える。これは本当に有難たい限りだ。

昔はよく裏日本は雪が降るから不利だ、と言われたものだが、今は環境は十分整備されていると言える。そもそも冬季に雪が降るなんてことはレースで考慮されないのだから、言うだけ虚しい。

福井のアスリートの端くれとして、雪国福井のトレーニング でも、十分全国の選手と肩を並べて走れることを証明したい。

パーソナルトレーニングジム　body smile

二瓶秀和

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